空間利用のシャカシャカレジンにハーバリウムオイルを入れる時の注意点

先日ハーバリウムの話がちらっと出て、シャカシャカレジンの中に入れたいとお聞きしたので注意事項です!!

まずハーバリウムに使われるオイルのには2種類あります。

■ミネラルタイプ
 
ベビーオイル等のオイルが主成分で、引火点が262度以上。

マイナス10度以下になると白濁し、元には戻りません。

花材の色落ちはしやすいです。

光の屈折率は高いです。

比重が小さいのでシリコンに比べお花は浮きにくいです。

■シリコンタイプ

化粧品の補助剤、つやだし、潤滑剤などで使われ、引火点は300度以上。

マイナス50度以下で白濁し、色落ちはしにくいです。

透明度はミネラルに比べ高いです。

若干比重が大きいので花材が浮きやすいです。

光の屈折率はミネラル対応の方がやや高いです。

寒冷地では、マイナス10度以下も考えられますのでシリコンタイプがおすすめですが、練習や普段使いにはミネラルオイルでもいいかと思います。

シリコンアレルギーの方もミネラルオイルをお勧めします。


ハーバリウムに使うオイルについて


 100均さんのオイルはパラフィンオイルです。

手芸店で売られてるクラフト用の小さなオイルはシリコンオイル。


空間利用のシャカシャカレジンにオイルを入れると、スノードームみたいにゆっくり中のものが動いてきれいなんですよね。


ハーバリウムオイルを、ハーバリウムのパッキンのついているボトル以外に入れると漏れやすいです。

きっちり密封することが重要です。

なので、フィルムをのせる面は必ず密着させること。(研磨でまっすぐにして下さいね)

あとシリコンオイルとレジン液は相性が悪く、絶対くっつきません。

空間部分にオイルを入れる時、後からレジンを乗せる面にオイルがつくと、そこはレジンがつかないので慎重に。

私はシャカシャカレジンで漏れたことはありませんが、失敗したという言う声もよく聞きます。

そして私自身他の作品で、アクセサリーにして漏れたことがあります。

お気に入りの服でしたのでショック

オイルの染み抜きが大変でした。

表面上密封されてるように見えても実は。。。ということもありますので、販売される方は注意が必要です。

ハーバリウムボールペンも、シリコンボンドなら漏れにくいですが、ボールペンの中のシリコンキャップによって漏れやすいのもありますし。


お花を使うなら、ボールペンはレジンで作る。

シャカシャカレジンは中にオイルを入れない方がいいのではないかなーーと思います。

オイルなので漏れると厄介です。

万が一のことを考えて、使ってくださいね。

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