レジン使用時のエンボスヒーター 高温になるための注意点
昨年生徒様より、 エンボスヒーター購入時にヒートガンでもよいかと質問頂き、温度が100℃違うので危ないのでは?とお伝えし、一般のエンボスヒーターをお勧めしました。
清原のエンボスヒーターは風量が2段階調節できて、スタンドがついているのでテーブルに置いても転がりません。
私の先生に問い合わせると、ヒートガンは熱いとモールドが傷むこと、やけどの危険が高まるのでなるべく使用しない方が。。。という意見でした。
それでもレジンボトル裏の火気厳禁、というのが何度か?というのが気になりましたので、アンバサダーをさせて頂いているサンワードさんなら思い、個別に質問し、ご回答いただいてます。
(ブログに載せることも許可を頂いてます)
あくまでレジンの成分及びメーカー的な見地でのお話です。
エンボスヒーター使用時の注意点
レジン液自体が130℃以上になった状態で火気に近づけると火がつく可能性があること。
(レジンメーカーさんで多少温度差はあるかもですが、おおむね類似の温度条件)
高温のヒーターで加熱すること自体原則禁止となりますが、エンボスヒーターを使用して気泡を抜く作業で、メーカー(サンワードさん)、一般的にも火が付いた事例は確認してないとのこと。
これらのことを踏まえての使用上の注意は
ヒーターは可能な限りレジンから離して使用、レジンの温度を少なくとも100℃以上にあげないようにする。
(高温になるヒーターほど想定外に熱くなり危険度増)
- 火気を絶対近くに置かない。
- 静電気の起きるものも近くに置かない。
- 可燃性のものを近くに置かない。
- 揮発する蒸気を吸い込んだり、滞留させないよう換気を充分にする。
- 硬化性が変わる場合があるので、加温はできるだけ短時間で。
という事だそうです。
サンワードさんありがとうございました!!
長時間当てると、硬化が素促進されたり、型の変形、劣化につながりますので、なるべくエンボスヒーターに頼らず作れたらいいのですが、そういうわけにもいきませんよね。
取り扱い時はくれぐれもお気をつけてご使用ください。
0コメント