硬化に時間のかかる エポキシ樹脂と2液性レジン UVレジンとのちがい
本物のお花や、いろんな型を使って、
オリジナルのアクセサリーを作る
玉澤 泰子です。
リアな仕上がりと大きな作品にも使える2液性レジン。
2種類の液を混ぜておこる化学反応の熱で硬化するエポキシ樹脂のことです。
もともと工業用に使われていた強力な接着剤です。
UVレジンは紫外線等光をあてることで固まるアクリレート樹脂が成分です。
一般的に知られているレジンはUVレジンで2液性レジンとの大きな違いは光を必要とすることです。 そして2液性レジンは完全硬化に24時間要すること。
時間がかかるので、液の中に溶け込んだ空気は逃げやすく、気泡ができにくいです。
2液性で作ったお花のトレー。
大ブームとなったハーバリウムのおかげで、固まるハーバリウムとして2液性レジンも注目が集まってます。
固まるハーバリウムと言われてますが、2液を混ぜて硬化させるエポキシ樹脂の場合、硬化に時間がかかるので、1dayや通常レッスンには不向きです。
UVレジンの時に行われる、仮硬化という処理も時間がかかるので、デザイン性の高い作品には何日もかかります。
2液の割合も正確に計測する必要があり、混ぜ方が悪いといつまでも硬化しません。
教室では2液性レジンも使ってみたいというお声をいただき、上級コースでのみ取り扱いしてますが、何日もかかるため、同時進行で複数作品を作っていきます。
こちらは型取りして作成したシリコンの型を使用し、2液性レジンで着色もしています。
レッスンで集中してできる時間も考え構成してますので、初めてでは難しく思われる方も多いです。
レジンが全く初めてで、クリアなレジンを作りたいという場合、いきなり2液性レジンを始めるより、UVレジンの取り扱いを体感してから、2液性レジンに進んだ方が、デザイン構成や手順を考えやすいと思います。
それでも1回作ってみたいという方向けに、リクエストが多く1DAY向けに2液性レジン作るクリア電卓もご用意してます。
持ち帰りしやすいように、硬化促進しているため発熱しやすくなっており、まれにフィルムに隙間が空いて漏れることがありました。
早く持ち帰りたいと気持ちはあると思いますが、お急ぎでなければ、自然硬化で翌日以降お渡しがお勧めです。
そんなに面倒ならいいや。。。と思われる方もおられると思います。
面倒だから、勉強して考えて、工夫するからレジンは面白いのですよ^^
2液性レジンの取り扱いレッスンは
(硬化に時間がかかるため後日お渡しになります。)
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